NIKE DUNK HIGH LE
NIKE DUNK HIGH



NIKE DUNK HIGH LE model No.630335
colour BLACK/BRIGHT GOLDENROD 071
Manufactured CHINA HJ 990406
購入価格  14,000
 定価    14,000
確認済プレ値 16,800
確認済最安値 5,000
 購入日   1999.09.15
NIKE DUNK HIGH model No.630335
colour METALLIC PURPLE/BLACK-WHITE 501
Manufactured CHINA HJ 020608
購入価格  7,000
 定価    14,000
確認済プレ値 29,800
確認済最安値 7,000
 購入日   2002.11.25
NIKE DUNK HIGH LE model No.630335
WHITE/WHITE-COOL GREY 111
Manufactured CHINA HJ 990507
購入価格  14,500
 定価    14,000
確認済プレ値 39,800
確認済最安値 13,800
 購入日   2005.03.16
NIKE DUNK HIGH model No.309432
WHITE/WHITE 111
Manufactured VIETNUM VP 050709
購入価格  14,000
 定価    14,000
確認済プレ値 14,000
確認済最安値 6,096
 購入日   2005.10.01



AM95から始まったナイキ・ブームがすぎ、人気が下火だった頃に登場。
ビンテージ・ブームも一段落していただろう。

それまでコルテッツやAF1など、
ベーシックとして息の長いモデルはいくつかあったが、
長いこと眠っていたモデルを再び世に送りだすようになった
先駆けのモデルではないだろうか。
このダンクが復刻するちょっと前、
ショップではDSで10万前後しているところもあった。
オリジナルは1985年に登場。

ノン・エアでソールもAF1などに比べると薄いので、地面の硬さを感じるが、
AF1よりも履きやすいという声が多い。
ソールが薄い分、ウエイトが足にかからないことと、
素足感覚を好む日本人にはダンクの方が履き心地がいいのかもしれない。

カットはHiだけでなく、その後Loも復刻。
2004年には、オリジナルにはないMidも登場した。
さらにスケボー仕様にしたPro、SB(Hi & Lo) 、SPもラインナップされた。
素材もリフレクター、型押しレザー、パテント、ヌバック等、幅広く取り入れられている。
FAなどの別注カラーの他に、a#、WU TANG、STUSSY、SUPREME、UNDEFEATED、
ATMOSなどとのコラボ・モデルも登場。

2007.01、iDが開始。

2008.01〜のBE TRUEのキャンペーンでは、ダンクがアイコンとなるのに合わせ、
再設計がなされた。
PREMIUMとSUPREMEには、SBと同様にインソールにズーム・エアが搭載され、
ビンテージ加工を施したものも発売。

素材やディテールなど、復刻はオリジナルと全く同じ仕上げになることがほとんどないが、
復刻のいいところは手軽に買えて、気兼ねなく履けるという点にあるだろう。
また、ひとえに革の質が安っぽいなどと、怪訝されることもあるが、
厚みが薄くても、耐久性などでオリジナルよりも向上している場合もある。

ミッド・ソールはEVA、
アウト・ソールはソリッド・ラバーカップ・ソール。

最近はフェイクのバリエーションも増えてきたので、注意が必要。


☆ 630335-071 ☆

オリジナルの黄×黒と比べると、復刻は若干黄色が薄く、
紐も黄色しか付属していないところが異なる点だろう。
黒×黄は2002年夏頃にEUで再復刻(630335-071 & 304093-071)され、
秋には日本でも発売した。
2004年2月にも発売(304903-071)があった。

最初の復刻では、この黒×黄にはヒールにWU TANGのロゴが入る予定だったという話を聞く。
また、ダンク復刻に際して、ヒールにAIRを搭載する予定だったという話も聞く。
ただ、どちらもオフィシャルなルートから伝わってきた話ではないので、
その真偽は不明である。

黒×黄Hiの復刻が決まったときに、すぐに購入意思が決定していた。
Hiカットだがかなりルーズに履いているので、履きにくさも感じない。
長いこと元々付いている黄色のシューレースを使用していたが、
正規で発売されている黒平紐に変えてみた。
ぐっと引き締まって精悍な顔立ちになり、味もでた。
シューレースを替える時の長さは、
最低でも140センチは必要だ。


☆ 630335-501 ☆

最初にこのカラーが発売されたのは
99年のCA(シティー・アタック)でのリリースだったが、
ダンクのリリース・ペースが人気の規模を上回っていたためか、
後にアウトレットに並ぶことになってしまった。
2002年にco.jpとして4カラー(他に紺×オレンジ:481カラー、赤×紺Lo:641カラー、
黄×紺Lo:741カラー)が再生産で再登場(型番は変わらず。)した。
再登場の際はSTUSSYダンクの001カラー(蛇)に似たカラーということもあり
紫×黒(501カラー:裏ダンク、通称黒ムラ)が一番人気となり、
取扱いショップではすぐに姿を消すこととなった。
次に人気があったのは、履きやすさから黄×紺Loだったろうか。
個人的にはデニムのパンツには641カラーのLoもアクセントとなってよいかもしれない。
渋めのカラーが多い中、481カラーみたいな鮮やかなカラーがリリースされたのも、
よかったなと思う。
501カラーの紫部分はメタリックが入っており、光りを当てると若干反射する。
以前から履いている、すでにくたびれている701カラーと比べても無意味かもしれないが、
ハーフ・サイズ上げてても、つま先部が若干タイトに感じた。


☆ 630335-111 ☆

1999年8月、クイック・ストライクの第1弾として、白×紫とともに発売。
扱い店舗東京でも限られていたため、お目にかかる機会は少なかったが、
一時期より若干ダンク人気が下火にもなっていた頃で、
なおかつ全身真っ白で、Hiというこの111カラーは、
それほど人気は高くなかったように思える。
それは、以前より単色ボディーはあまり日本では人気が上がらず、
しかもHiということで、履きづらいという印象があるようだ。
オール白のHiは素っ気がない上に、体積があるので服に合わせても目立ってしまい、
足元だけ浮いてしまうカンジになる。
また履いていれば汚れが付き、それもかえって目立ってしまうゆえ、
敬遠されがちなパターンと言える。

しかし、元々流通数が少なかったことがあり、
しばらくして店頭から姿を消した。

当時、私も気になっていた1足だったが、
資金がなく、スルーしていた。
その後、雑誌で見かけたときにまた欲しくなっていた。
発売して2年が経った頃だろうか。
新宿の靴のヒカリで31センチだかのデッドが
15,800円位で売っていたのを目撃したが、
展示もので汚れもあり、発売してからの経年とサイズで
それもスルーしていた。
まだその頃は委託屋やオークションなどで見かけることもあったが、
価格はすでに同時期のCAとともに、25,000〜30,000円超の値をつけていた。
またいつか安く見つけたら買おう!とぐらいしか考えてはいなかったのだが、
2003年10月、パリで開催され、
2004年1月に日本でも行われた、ホワイト・ダンク展を機会に 、
再び購入意欲が沸いてしまった…。

ホワイト・ダンク展では、108種のダンクとともに、
会場中央のラックに並べられていた。

展示中の画像はコチラへ。

いまやファッションの定番アイテム化したダンクをメイン素材に
25人のアーティストが思い思いに尊大な世界観を作り上げた
このホワイト・ダンク展。
彼らに渡されたダンクが、紛れもなくこの全身白無垢のダンクであった。
発売当時、それほど注目されていなかったことから考えると、
なんか不思議なカンジがする。

2003年も終わりに近づいた頃、
イタリアでPIG MAGAZINE発刊にあたっている
SIMON BECKERMAN氏がナイキ・トークにホワイト・ダンクをベースにした
フォトショップ用のテンプレートをナイキ・トークで発表した。
このテンプレートの出来が素晴らしかったので、
すぐに彼にメイルで連絡をとり、TVBYでの使用の許可を得た。
今まで1500枚近く、彼のそのテンプレートで壁紙を作ってきたことからも、
私もこの111カラーに思い入れが強い。

このベースになった画像は、WHITEDUNK.COMにアップされていたダンクと
形や皺、ステッチなどから、同じものだろうと推測される。

今回漸く、ヤフオクで定価に近い価格で手に入れることが出来た。
しかも、基準サイズの9インチを箱付のデッドを落札できたのは、
運が良かった。
発売から5年半が経ち、この状態が残存しているのは、
そうないことだろう。
今回この出品を逃せば、恐らくもう手に入れることは非常に困難だろうと感じた。
予算的にはかなりオーバーになるが、30,000円までなら支払っても惜しくはないと思っていた
(実際、最後は自動入札を30,000円にしていた。)。
だが、同出品者が初回出品21,000円開始からはじまり、再出品で18,000円と開始価格を落としても
落札がなかったこと、過去に同10.5インチを出品した時に19,000円で終了して、
今回も次点入札者がその落札者だったことから、
よほど最後に飛び込みで高値をつけられなければ、逃げ切れるだろうと思っていた。
一番恐れたのは、25,000円位まで入札されて、自分が落札となったら中途半端で
煮え切らないだろうなと…。
結局、オークション終了まで1日を残し入札者がなく、
14,500円で落札となった。

この111カラーに近いカラーとしては、
UNDEFEATEDの2タイプと、FAでリリースされたパテントを使用したダンクがあるが、
この全身白無垢のDUNK HIは、ホワイト・ダンク展が行われたにも関わらず、
まだ再版されていない。

→と思ったら、2005年ホリデーで再販。

この真っ更なダンクの魅力は、
この先も数多くのカラバリが誕生しても、
決して埋もれることなない、強い輝きを放っているだろう。


☆ 309432-111 ☆

2005ホリデーに再登場。
狙いなのか、
LAでのホワイト・ダンク開催の終了間際に
日本でリリース。
出来れば東京開催時にリリースして欲しかったところだが…。

全体の印象は、一瞥しただけでは99年のものと変わりないように見えるが、
今回は徹底的に白に統一されている。
99年では、タン・タグのロゴのみが明灰で、
サイド・スウッシュとアンクル部などが若干オフ・ホワイトとなっていたが、
カラー表記にも現れている通り、
今回は全て(青系の)白に統一され、
より一層白さを増している。



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