"JUST FOR KICKS"
SNEAKER DESIGN CONTEST

応募作品






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タイトル:FOR GIRLS

コンセプト:カノジョのフェイバリット。

-notes-
応募数稼ぎで作ったので、
深いコンセプトがあるわけじゃないけれど、
こんなカラフルなカモフラ柄を纏った
AF1があれば、女の子ウケもいいだろうなと。

カラ・バリも1つベースを作って、
色相と彩度を変えただけ。



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タイトル:CITY FIGHTER

コンセプト:都会はジャングルか?
     それとも戦場か?

     いや、両方だ。

-notes-
一度はカモフラ・ベースを
応募しとかないと!と思い、作成。
実際に、ReconのAF1 Midとか、
サンプルでしか存在しない
AF1 Lo Luxのカモフラ・ウーヴンとかあるが、
キャンバス地にカモフラというのは、
今まで作られていない。

イメージとしては、
カモフラ→戦場、兵士のイメージを
都会のコートでAF1を履いてプレイする
プレイヤーに重ねた。

背景は黒地に、
フレアーと逆光効果を使ったが、
他に誰もやらないだろうと思っただけで、
特に何かを意図したわけではない。



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タイトル:THE BODY

コンセプト:彼の身体は、燃える鋼の様だ。

-notes-
これもどちらかというと応募数稼ぎで
作りはじめたけれど、
意外と手間がかかってしまった。
カーボン調のパターンを補強部に配し、
色を重ねようとしたがうまくいかなかったので、
メタル・メッシュ調に柄を単純化して、
色を載せた。
しかし、黒ベースに赤だけでは、
面白味のない仕上がりになってしまったので、
ヒール部に黄色を入れた。
また、ボディーの前後にシャドーを入れて
質感を加えた。
溶けた鋼のようなイメージになったので、
背景も製鉄所のイメージで。




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タイトル:Organic Vibration

コンセプト:大自然から伝わる波動を受け止めろ。

-notes-
THE LEGENDをベースに、
色違いを作成。
緑ベースに茶のアース・カラーって、
どうしても自然というイメージから
抜けられないね…。



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タイトル:THE LEGEND

コンセプト:ダウンタウンの片隅の小さなグラウンドで、
     彼らは赤褐色のコートにボールを叩きつけていた。
     いつしか彼らが流した汗は、
     燦然と輝く、勝利の星となった。

-notes-
コンテストで選考されるためには、
奇を衒っておかないといけないわけで、
とにかく人がやってこなさそうなことをする!
ということで作り始めた。
配色よりも加工とか、
見せ方にワザ使っておこうと思って、
配色は実のところノー・プランだった。
とにかく、
SUPREME仕様にして、異素材使いとか、
ちゃんとテンプレのエッジを残しながら
キレイに配色するとか、
影つけて浮いてる感じにするとか、
そういうワザを盛り込んだ。
だから、コンセプトも後付け…。



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タイトル:ANGEL OR DEVIL?

コンセプト:天使のささやき?
     悪魔のささやき?

-notes-
これも応募数稼ぎなので、
あまり深いコンセプトはないが、
陰陽のようにな対極するものを
自由に生み出せるのも、
画像処理ならではのものだ。


コンテストの内容は、
各自でコンセプトを決め、
白いAF1の画像に自由にデザインし、
ブログに投稿するというもので、
約80点の作品が応募された中で、
入賞は8作品。
そのうち自分のが2作品が選ばれ、
グランプリを獲った。
また同時に、MTVシアター賞も受賞し、
ダブル受賞となった。
ダブルで受賞したのは、
自分だけだった。

応募された約80作品中の26作品は、
自分の作品だったから、
結果的に全体の約1/3を占めた。
しかし、作成中にボツにしてたり、
1枚で25足分使っているのもあるから、
作成したAF1の数は80足は超えている。

結果発表を6月8日すると言っておきながら、
10日も遅れたので、
賞品なんかウソなんじゃねぇのか?
と思ったりもした。
しかも、
結果発表後にメイルで知らされ、
受賞商品はさらに1ヶ月も
後になって送られてくる始末。
つくづくAOLの運営には
いい加減さを感じた。

スニーカーをデザインするという企画は
あまりないので
こういうのに慣れている人は
いないだろう。

塗り絵での応募でも、
ちゃんと腕のある人の応募がなかったのは
残念だった。

背景まで凝っている作品もほとんどなかった。
なかなかそこまで手が回らないだろうけれど、
スニーカーデザインといっても、
背景も作って、その一枚の画像から出てくる
世界観みたいなものもあると思うから、
背景は切り離せなかった。

PCでデザインした作品では、
ベースとなる下絵の上に
色や柄のレイヤーを透過させたものをのせて
色付けをしたものがほとんどだったが、
そうすると、色が薄くなるし、
本体のエッジは消えるし、
メリハリがつかないので、
自分の場合はしない。

そのためには、
フォトシッョプなどが必要とはなるが、
重ねるレイヤーの特性を変えて調整すると、
黒にしても、元絵のエッジが残るし、
色もちゃんと黒に出すことができる。
メタリック・モノもレイヤーをいくつも重ね、
調整を繰り返しながら作成したものだ。

もっと時間があれば、
色々もっと凝ったこともやりたかったし、
実際色々とネタも考えていた。

例えば、
AF1をHOD RODに見立てて、
トゥーにエンジン載せ、
デカ太タイヤを付けて
爆走するような画像も
作ろうと思ったけれど、
1つに凝るよりも、
取り合えず数で圧倒させろ!
みたいなところもあって、
今回は応募数を稼ぐ方法を選んだ。

振り返ってみると、このコンテストは、
まさに自分のためにあるようなコンテストで、
自分のために用意された舞台のような気がした。

いやらしく聞こえるかもしれなけれど、
自分にとっては、白い元絵を渡されて
何しても構わないというのは、
別に特別なことではなく、
これまでやってたことと、
なんら変わりのないことだったからだ。

そこは、本領を発揮するトコだ!と思ったし、
自分の技術やアイデアがどう判断されるかも、
とても興味深かった。

正直、クオリティーの高い作品が
バンバン応募されてきたらヤバい!
と思ったけど、
何かしら入賞するだろうな?
とは思っていたし、
逆に入賞しなかったら、
今までやってきたことは、
「無」なのかもしれないと…。

賞品に関しては、
どーせなら、
グランプリをとった同じ配色のものを
プレゼントしてくれるとか、
1 LoveでiDを作成させてくれるとか、
そういうのだったらもっとよかったな。
AF1 Midは、今の自分のスタイルに
入り込むトコがないから…。
コンテストと同じ白のLowの方が、
使い道もあったのに…。


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