BIG NIKE HIGH model No.4350
colour W/NAT
Manufactured KOREA ST-P 860709
購入価格　　 12,800
　定価　　　 15,900
確認済プレ値 未確認
確認済最安値 未確認
　購入日　　 1996.11.06

発掘場所は、原宿・WARP。発掘したときはまだナイキ歴も浅く、
「なんか見たことあるけど、なんだったっけ？」というくらいで、
名前さえ思い出せなかった。
だから、「もしフェイクだったら、どうしよう！？」と疑いもし、
持っているあらん限りの知識で検証もしたが、結局疑わしい点は見つからず、購入へ。
ホンモノの風格が理性より先に、自分を突き動したという感じだ。

日本では、6.5〜12インチが発売（写真は11.5インチ）され、
当時の価格は15,900で、同時期のVANDALは6,800。
本国ではHiが30ドルだったらしい。

カラーは181カラーのホワイト/レッド、151カラーのホワイト/ロイヤルブルー、
111カラーのホワイト/ナチュラルの3色。確か他に、白/緑、白/オレンジ、チームカラー別注も
あったはず…。もともとカレッジ・プレーヤーを視野に入れて作られたモデルだ。

ミントのものにはアンクル部にフラッシャーが付く。

詳しいデータがないのだが、アッパー・ミドルの微差で2タイプに分けられ、
センターにステッチが2本縦断しているものと、していないものが存在する。

当時は、ヒールのストラップにシューレースを通し、ホールド性を得ていたため、
オリジナルで付属するシューレースは、2メートル近くの長さがある。

BIG NIKEとTERMINATERは別物。
アンクル・スタビライザーや、ソール、トゥー部、
シュー・レース周辺などの形状をよく見ると、違いが分かる。

確かにTERMINATERのヒールのロゴもビック・ナイキということもあるが、
当時の呼び方は、ビッグ・マーク。
このロゴは他にもGEORGE TOWN BN(当時の価格13500。
こちらはGEORGE TOWNの双子的存在。)や、TOKIO(ランニング)にもあしらわれている。
BIG NIKEファミリーには、BIG NIKE 3/4、BIG NIKE LOW、BIG NIKE PRO、AIR BIG NIKE HIGHがある。
BIG NIKEのサンプルはAJ1をそのままにロゴだけ、ビッグ・マークになっていたようだ。
ベビー版もあり、白×赤にソールがマーブルのもの(INFANT BIG NIKE、型番:8526、W/R)もあった。

このホワイト/ナチュラル・カラーは、一見地味って感じで、部活靴って感じもするが、
古くなっても飽きさせない、逆に高貴さすら感じさせる配色じゃないかと思う。
AJ1にも同じ配色があるが、こちらも好みだ。
数回履いたが、やはりアスファルトには厳しいようで、ソールの磨耗が目立ち始めた今、
殿堂入りに。

2009年03月、復刻。













BIG NIKE CAN BATCH


* Wallpaper (1024×768) *