AIR ZOOM MILER





AIR ZOOM MILER
model No.308725
colour SPORT RED/BLK-CHLOROPHYLL 601
Manufactured CHINA QH 040507
購入価格 7,100
定価 14,000
確認済プレ値 14,000
確認済最安値 4,200
購入日   2005.03.05
Additional Note KENYAカラー


デザインは、1973年のPreMontrealがモチーフとされ、
タン・タグにCursive Logo(筆記体ナイキ)を用いるなど
ハイテクな装いの中に、クラシックな面持ちを感じさせる。
サイドのストライプは、駅伝のタスキをイメージと、
スパイクではアッパーとソールとを繋ぎとめる役割もしているという。

開発に携わった主な人物はトッド・ルイス、
デザインはジェイムス・トングとスコットポーツリン。
1マイルを初めて4分を切る3分59秒という記録をイギリス人の
ロジャー・バニスターが打ち立てた1954年から丁度50年という、
2004年の登場となった。

展開は'04FALLシーズン、2004年8月から。
オリンピックも視野に入れたスピード・キャンペーンで華々しく登場。

カタログによると、アッパーにはメッシュ素材と人工皮革のエアロスーパーライトの組み合わせ。
ヒール・カウンターはアッパーの外に取り付けられている。
ミッドソールはファイロンで、フォアにノーマルのズーム・エア、ヒールにケージ・ズームが
搭載されている(ケージ素材はピバックス。)。
アウト・ソールはBRS1000で、フォアはワッフル・パターンをアレンジしたものだ。
日本では、メンズは24.5〜30センチの展開。
本国での小売価格は110ドル。

iD化もされ、日本では2004.08.03〜2005.02.28(本体価格16,000円)までオーダーが受け付けられた。
カラー選択の他に、タンに英数字で左右独立最大8文字のiD、
ヒール部に27種類の国旗と7種の国別アイコン、スウッシュの計35種類(以下の列挙。)のパッチが選択可能だった。
日本での扱いは、メンズ:309936-991 24〜32センチ、ウィメンズ:309935-991 22〜28センチ。

Nike Global
Australia Flag & Icon
Belize Flag
Canada Flag & Icon
China Flag & Icon
Chinese Taipei Flag
Dominican Republic Flag
Finland Flag
France Flag
Germany Flag & Icon
Italy Flag
Japan Flag
Kenya Flag & Icon
Korea Flag
Lithuania Flag
Mauritius Flag
Morocco Flag & Icon
Mozambique Flag
New Zealand Flag
Portugal Flag & Icon
Russia Flag
Senegal Flag
Sweden Flag
Turkey Flag & Icon
Ukraline Flag
United Kingdom Flag
USA Flag

この601カラーはケニア・カラーで、
ヒールにケニアの国旗があしらわれている。
日本ではNSや一部のショップでのみの取り扱いとなったが、
本国では展開は普通だった。
前シーズンからの流れとしては、メンズではAIR ZOOM SWIFT VAPORや
レディースのZOOM CITY VAPORが該当、
またポスト・シーズンでは、AIR ZOOM VAPOR PLUSだろうか。

ファミリーとしては、
Zoom Miler,Zoom Miler XC,Zoom Eldoret II,Zoom Rival D Plus,
Zoom Marathoner,Air Max Court Miler,Zoom Street Miler
がある。

日本での展開は2シーズンのみの展開だったが、
本国ではその後も継続リリースがあり、10//2シリーズや、
ソール部をそのまま使用した、
AIR ZOOM REFLECTIVEなどが発売された。

2008年3月、
アッパーデザインをほぼそのままに
nike+対応のマックス・エア搭載ソールに置き換えた
ウィメンズ用ウォーキング・モデル、
Air Miler Walk+(321520,321520:Wide、$85)が
本国をはじめ海外で発売された。

ナイキがサポートしている、
モロッコのHicham El Guerrouj(ヒシャム・エルゲルージ)陸上選手が
AIR ZOOM MILERをトレーニングで使用。
彼が1999年に打ち立てた世界記録、
1マイル3分43秒の記録を3秒短縮することを
目的にAIR ZOOM MILERは開発されたという。
彼はアテネ・オリンピックで
男子1500メートル走と5000メートル走の2つの種目において、
レースでも同じモチーフのスパイクを履いて、金メダルを勝ち取った。

また、アテネ・オリンピック時には参加するオーストラリアの選手に
オリンピックモデルが配布された
(AIR ZOOM MILER(OLY) 309198-711 Varsity Maize/White-Fresh Water)。
ヒール・パッチとインソールにオーストラリアのアイコンが配されていた。

履き心地は、フォアのズームとヒールのケージ・ズームで
着足感はこの上なくフカフカとしている。
ミッドソールはファイロンで重みを感じることもなく、
薄身のエアロスーパーライトは足への当たりが良く、
メッシュとの相乗効果でインナーに外気が入ってくるのが感じられる。
インナー・ソール裏には全面にベンチレーション・ホールが設けられ、
足裏の蒸れ防止も考慮されている。
ベイパー・シリーズに位置づけされる所以だ。
エクスターナル・ヒール・カウンターと呼ばれる
外側に設けられたヒール・カウンターは、
その狙い通り、踵への当たり、靴擦れを抑えてくれる。
靴裏に配されたシャンクは、ケージと連動し、ねじれを防止する働きを持つ。
同一品番でカラーによっては、
トゥー部もエアロスーパーライトが使われているカラーもある(トゥー・ガード付。)。

フォアのミッドソールは軽量化のため、
ソール・パターンとともに大きくえぐられており、
そのためピラーとなっているファイロンの強度が弱くなっている。
外側のピラーは、横からの圧力を受けるので、
使用によって皺が付くとその部分に圧力が集中し、
ピラーが内側に屈曲してしまう。
そのことによってフォアの安定感が低下してしまう。
また、リアのケージ・ズームはミッドソールと一体化されていないので、
ケージとミッド・ソールの接合部が乖離してしまうかもしれない。

サイジングは、
レングスはノーマルだが、
やはりトゥー部のワイズがタイトなので、
私はAM95で27.5だが、28.5か29かで、
ソックスの厚みなどを考慮して、
結局29を選んだ。
甲はレースの調整でどうにかなるが、
レングスを上げた分、ヒール部でサイズが余るカンジとなる。
同じサイズのAM03よりかはゆとりはある。
AFでの展開はない。

最初はあまり関心がなかったのだが、
眼にする機会が多かったせいか、登場してしばらくして、
手に入れたいと思うようになった。
iD化を期にオーダーしようと思っていたのだが、
予告なく日本でのオーダーが終了してしまい、
iDを作ることを逃してしまった…。
iDには、フォアフット部のミッドソール・カラーが白しかなく、
黒も追加されないかと勝手に期待して、
待っちゃったんだよな…。

iD終了の直前、漸くFSで試し履きすることができ、
初めてAIR ZOOM MILERの履き心地を実感し、
iD熱が再燃したところであったのに…。
結局、FSで辛うじて残っていたケニア・カラーをFSで購入。
日本でインライン展開したカラーはかなりの数がFSに流れていたが、
ケニア・カラーは元々日本での頭数も少ないので、FSでも少数だった。
→05.06頃、FSに再入荷。7月には、4,200円に。

ケニア・カラーはテイルウインドのケニアなどから
ナイキでも何度かカラーが実現されているが、
AIR ZOOM MILERのアッパーのハイテクさを
より強調しているなと感じる。
単体で見るとかなりエグいカラーとも取れるが、
濃いインディコのデニムなどとあわせると、
意外と収まりがいい。

初期のサンプルには
ミッドソール・フォアにZOOMAIRのアイコンがない。

フェイクも存在している。


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* Wallpapers (1024×768) *






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